大学生の頃⑨ 偽ものの自分と、本当の自分と・前

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では、続きです。

 

自分のことを打ち明けただけで、得られたものも多かった。

今までそこにあった壁がなくなったみたいだった。

今回の記事は大学生の頃に書いた物です。

そのまま載せています。

目次

打ち明ける、その前に。

嘘つき

自分を隠して嘘をつき続けるのは骨の折れることだと思う。

これを社会にでる前に経験できてよかった。

今バイト先で自分は嘘をついている。

自分には「彼女」がいるということ。

たった一つの嘘だというのに

どうしてこんなに気が重くなるのか。

大学にはいってからもうすぐ三年目を迎えるわけだけど

どうしてか以前よりも、周りとの本質的な「違い」とかをより強く意識するようになっている気がする。

「彼女」じゃなくて

「彼氏」ってだけなのに

なんでたったこれだけの違いでここまで他人との違いを強く意識しなければいけないんだろう。

たぶん、というよりは十中八九

他人から距離をとっているのは確かだ。

偽ものと本当の自分と

バイトの同僚であれ

先輩であれ

後輩であれ

本当の自分を知っている人ではない。

彼らが今接しているこの、自分という人物はまぎれもなく偽物だ。

だから

そんな偽ものに対する「やさしさ」や「尊敬」やその他もろもろの感情はすべて

偽物だと言えてしまう。

自分という人間を「友達」として「先輩」として慕ってくれていたとしても

残念ながらその人間は嘘の上に成り立つ偽物でしかないのだから

そこにある関係も全部偽物で、虚しいものなのかもしれない。

そんな思いが自分の中にあるからか、周囲に対し自分から距離をとってしまう。

まぁ無理もないよね。

でも、こんな窮屈な経験を社会に出る前のバイトの段階ですることができてよかったと思う。

バイトなら、いくらでも代えはきく。

だからとりあえず、社会に出たら多少はオープンに生きようと思う。

自分から言うことはなくとも、聞かれたら、答える感じ。

「彼女いるのー?」ってきかれたら、

「彼氏ならいるよー」って具合に。

そうして自分のもとを去っていく人間がいるなら、それはそれでいい。

その程度の人間だった、ということだ。

もしそれでも側に居てくれるような人間であったなら

僕はその人を大事にしよう。

まぎれもなくそれは

偽物の自分ではなく、本当の自分に接してくれる人だから。

 

 

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