高校生の頃17 卒業

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では、続きです。

 

 

卒業を控えても、結局変わらなかった。

自分が彼を好きなことは変わらず、

自分のことを彼に打ち明けても、

その関係性は変わらず。

それで良かったのかもしれない。

 

目次

当時のブログとその記事

あの時書いていたものを、そのまま載せています。

少々読みずらさもあるかもしれませんが、悪しからず。

―――――

お久しぶりです。とっても日があいちゃいましたねwすいません。

とりあえず受験生でした笑

前回は映画を見に行ったっていう記事ですね。

それも4月のはなし…はやいなぁ笑

とりあえず、もうすぐ卒業です。

高校生もおわり、受験については浪人が決まったので、まだもう1年あるんですが…。

3年間の高校生活が終わるってことで。

一応このブログ(当時使っていたブログのこと)も

1年の夏頃からはじめて今にいたるのでちゃんと、卒業前にこうしてまとめておこうかな、ってことです笑

いやー、

昔の記事を読むのが恥ずいw何しろいろいろ痛いw

まぁ年頃なんでしょうがないし、そう思えるのは成長したってことなんで、よしとしますか笑

恋愛の話で言えば

このブログを書いてなかった間にいろいろありました。

やっぱり自分は1年の夏から彼が好きなんだな、と思います。

それとTに惹かれてた時もありますし(恋愛とは別の意味で)

今でも彼の近くでいれたらなぁって思える人です。

高校3年間は激動でしたね、自分の中では。

自分はどういう人間なのか悩み、恋愛感情で悩み、友人関係、人間関係で悩み

本音言うと、なかなか辛い時期だったなって思います。

もちろん嬉しいこともたくさんありましたけどね。笑

1年の最初の頃は、彼が学校にいるだけで毎日が楽しかったし

2年もそこそこ。3年は別クラスになったので寂しかったりもしましたが。

廊下で彼と会わないかな~って休み時間毎回期待して、彼のこと無意識に探していましたもんねw

それは今でも相変わらずです笑笑

Tだったり、他の人と仲良くなりたいなーなんて思うこともあって

自分はかなり軽い人間なんじゃ…とも思ったけど、ただ近くにいて触れ合っていたい人ってことは確かです。

でもこれは恋愛感情とは違うし、正直、自分でもまったく分からないです。

その中でも、やっぱり彼が好きって断言できるんだから

それぐらい彼のことが好きなんでしょうね、自分は笑

普段2人でいるときは、そんな感情意識しないのに

会えない時に限って、好きなんだなって意識してしまうんです。

クラスが違う上遊ぶ機会が減った、受験期を通して思ったことですが。

 

総じて、辛いことが多い時期でしたが

自分にとってはとっても大切なものでした。

 

では、また機会があれば

次の記事で笑

またねっо(ж>▽<)y ☆



卒業式とボタン

卒業式が終わって、クラス内で卒業アルバムの寄せ書きが始まっていた。

クラスの人、他のクラスの人、いろんな人に書いてもらいつつも、

その時間を彼と友達と過ごしていた。

別のクラスのメンツが、自分と彼に対し「ボタンあげないの?笑」

といじってきた。

自分にあげる人なんていないし、正直どうでもいいことだった。

けどできれば、彼のボタンが欲しいなとも思った。

自分の高校は学ランだった。

そんな風にボタンをあげる人も一部にはいた。彼女持ちの男子生徒だったり、部活の後輩にあげていたり。

何故かボタンを全て取られた生徒もいたのだから面白い。

「俺は別にボタンあげたりはないかなあ」

彼はそんな風に口にした。

「そしたら、俺もらうね?」

なんて口にできれば良かったのに。

そんなことも言えず、ただ黙ってしまった。

 

欲しい、なんて口にしてしまえば、それは冗談ではなくきっと告白になってしまう。

最後の最後まで、そんな風に自分の気持ちを押し殺した。

卒業式で一番覚えているのは、この時の気持ちと、この場面だ。

 

自分の進路

自分は浪人が決まっていた。

みんなは、そのまま都内の大学への進学。

少しだけ離れ離れになってしまうけれど、不思議と寂しさは感じなかった。

また近しい距離だ。またそのうち会えると思っていたからだろう。

この時すでに、春休みには遊ぶ予定が立っていた気がするから余計だ。

 

みんな別々の進路に進む。

いつしかそれを悲観的に思っていた頃もあった。

けれどいざそれが実際に決まると、かえって現実味がなかった。

だからなんだと思う。それほど寂しくもなかった。

 

きっとこのまま、ゆっくり消えていくように

何も思わなくなるのだろうか。

それはそれで、寂しいな。

なんてことを、ぼんやり考えていた。

卒業したからと言って、そこで縁が切れてしまうわけではない。

徐々にみんな違う方向へ進んでいくんだと、その時はまだ気づいていなかった。

 

どうかこの時の思い出は、自分のものとして忘れずに残しておきたいな。

大人になってからも、ちゃんと思い出せるように。

 

 

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